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仏映画『シンプルな情熱』(^^)

皆さん、こんばんは。

いつもご覧いただいて、ありがとうございます。


今夜は久しぶりの映画情報です。


一昨日、渋谷のBunkamuraル・シネマで、フランス映画『シンプルな情熱』(2020年、監督:ダニエル・アービッド)を鑑賞してまいりました。※画像は公式サイトからお借りしました。



フランスの女性作家、アニー・エルノーが、今からちょうど30年前(1991年)に発表してベストセラーになった恋愛小説の映画化です。


ミドル女性が年下の既婚男性を好きになり、危険な情事を重ねた末に、傷つきながらも本当の自分を見出だしていくストーリーです。


『愛する事』の本質が一人の女性を通してピュアに描かれていて、とてもフランスらしい作品でした。


かなりリアルな性描写がところどころに織りまぜられている為(R18+です)、昔一世を風靡した『エマニュエル夫人』(1974年、監督:ジュスト・ジャカン)を思い起こしました。


この作品の監督は女性なので、繊細で美しい描写となっています。


また、パリ、フィレンツェ、モスクワの街並みが登場し、とてもドラマチックです。


セルゲイ・ポルーニン(ウクライナ出身のバレエダンサー)ファンの方は必見だと思います。


主人公エレーヌを演じたレティシア・ドッシュもブロンドのロングヘアが美しく、たおやかでエレガントな雰囲気がとても印象的でした。


最後まで目を通していただき、ありがとうございます。


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